京都市伏見区で、入れ歯からインプラントにしたいと考えている方から「自分はインプラントできないのでは?」と思われている方が少なからずいらっしゃいます。どのような場合に、インプラント治療ができないのかご案内します。
- 全身的な問題
・全身疾患
極度に高血圧の症状がある場合や、糖尿病(HbA1Cが7.5以上)、骨粗鬆症、血液疾患など。骨粗鬆症は、骨の中にインプラントを埋入するので、骨が脆いとインプラントが失敗するリスクが高まります。
・放射線治療を行っている
顎周りや喉周りを放射線治療している場合は、インプラント治療ができないと言われています。
・喫煙
血流が悪くなるとインプラントが骨に定着しにくい、歯茎が炎症を起こしてしまいやすいなどのリスクがあります。喫煙者がインプラントにする場合は、治療を開始する3ヶ月くらい前から禁煙をする必要があります。入れ歯の方でも、喫煙されている方は歯周病になりやすいです。
・18歳未満
骨の発達が十分でない未成年は、骨が発達してからでも遅くありません。
- 口腔内に問題がある場合
・骨が少ない
骨が少ないと、インプラントを入れることができません。年齢的に骨移植が難しい場合もあります。
・歯周病
重度の歯周病の方は、炎症を起こしやすいです。口腔内の歯周病菌を滅菌してからの治療となります。
・口が開かない
顎関節症などで、口を大きく開くことが難しい場合は、手術で土台を埋入するのが困難となります。
・歯ぎしり
元々、歯を失ってしまった原因が歯ぎしりであった場合は、インプラントにしても長持ちしない可能性があります。医師と相談し、マウスピースを使って対策するなどの方法があります。入れ歯の方でも、歯ぎしりで入れ歯が摩耗してしまう方がいます。
他にも妊婦さんのインプラント治療など様々な理由で治療ができない場合があります。しかし、カウンセリングを受けてみると、治療前に治療困難となる原因を改善して原因を取り除けば大丈夫という例も多くあります。
- 本当に治療ができないのか
インプラント治療は、顎の骨にチタン製の金属を埋め込む治療となります。骨が少ない場合は、骨を作る処置をしてからインプラント治療を行います。他の歯科医院では治療を断られても、別の歯科医院で治療ができたというケースもたくさんあります。京都市伏見区で、入れ歯からインプラントにしてみたいけど、断られた実績があるから、と諦めている方でも最新機器が導入されている歯科医院でカウンセリングを受けたら問題なくインプラント治療ができる可能性があります。入れ歯に不便を感じている場合は、設備の整っている歯科医院を探してみることをおすすめします。